最初、自分を表現する自画像を、どういう風にしたいのか戸惑いました。インパクトがあり、気迫溢れる表情にしたいと思い、色々な顔をしながら、長い間鏡を見ていると、ようやくピンときて構図を決めることができました。視る角度が変わると、普段見ている顔とは違って、のんびりとした顔から、怒ったようなインパクトのある顔に変わることを発見し、描くことで自分を見つめ直すことができました。
受賞を聞いた時は、何を言われたのか分からないくらいびっくりして固まってしまいましたが、時間が経つにつれて段々嬉しい気持ちが出てきました。今回の制作が自分の大きな自信に繋がりました。 |