躍動の青い力 四国総体2022

校長 永井康博

 7月23日(土)から8月23日(火)の間、全国高等学校総合体育大会が徳島県を主会場に、四国四県で開催されます。(愛媛県では、体操・卓球・ソフトテニス・ハンドボール・柔道・ボート・ウェイトリフティング・空手道の8種目を実施)
 済美高校からは、卓球・ソフトテニス(男・女)・新体操・ソフトボール・陸上(男・女)、計76人の選手が出場します。コロナ禍で様々な制約があった中、よく頑張ってきたと思います。全国の舞台で思う存分戦ってきてほしいと思います。また、残念ながら全国への切符を手にできなかった皆さんも、次の大会等に向けてこれからも練習に励んでほしいと思います。
 
 全国高校総体は、1963(昭和38)年から実施され、2003(平成15)年までは国体のように各都道府県の持ち回り開催でしたが、2004(平成16)年からは地域開催(ブロック別)に移行しました。愛媛県では、1980(昭和55)年に開催され、55総体(ゴーゴー総体)の愛称で盛り上がった大会となり、全国から来県した選手・役員を県全体で「おもてなし」した記憶があります。それ以来の全国総体なので、済美高校としても最大限の協力をしたいと考えています。ちなみに、全国高校総体のことを「インターハイ」とよく言いますが、これは大学のスポーツ大会「インターカレッジ」(inter collegiate)から「インターハイスクール」(inter high school)として作られた和製英語のようです。
 
 7種目の部が出場を決めたこととともに、2つの嬉しい出来事がありました。
 1つ目は、運動部員ではない生徒から、「私たちも是非応援に行きたい。」と申し出があったことです。私はそのような意見が出たことが大変嬉しく、応援が可能な種目があれば実施したいと考えています。
 2つ目は、高体連や関係機関から競技の運営補助員や大会に関係するボランティアの依頼がありましたが、それに対して予想以上の希望者が集まったことです。(必要数を超えたので一部の生徒には申し訳ないのですが、お断りしました。)数十年に一度という、せっかくの地元開催となる大会を、選手とともに同じ済美高校の一員として経験してみたいという思いや、この大会に協力しようという生徒が多く居たということを本当に誇らしく思います。
 暑い中での大会となりそうですが、選手の皆さんの活躍はもちろんのこと、大会を陰で支える運営補助員やボランティアの皆さんの活躍にも期待しています。
 
 ~ご紹介~
 各競技のポスター原画は、前年度に高校生が描いた中から選出されました。済美高校からは美術科4名の作品が採用され、各所で気運を盛り上げる役割を果たしています。
 

柔道:有友 彩(3年)

ハンドボール:所谷 陽菜(3年)

ソフトテニス:郡 優月(本年3月卒業)

空手道:児玉 萌々果(本年3月卒業)

2022年07月01日