入学式

校長 永井康博

 桜の花が今を盛りとばかりに咲き誇る中、473名の新入生が入学してきました。今年の入学式は、久し振りに体育館で全校生徒が出席して実施することができました。歓迎の気持ちにあふれた、すばらしい式典となりました。また、新入生代表2人のスピーチも清々しさと、頼もしさに満ち立派でした。
今年も、ティモンディの高岸君・前田君からも素敵なメッセージが届き、式典に華を添えてくれました。

入学式の式辞の一部を紹介します。

皆さんは、今日から高校生です。まずは、勉強をしっかり頑張ってください。そして、部活動や生徒会活動などの様々な活動に積極的に参加することを強く勧めます。
高校3年間は、長い人生においては、ほんのわずかな期間にも過ぎないかもしれませんが、最も感受性が強く、多くの事を吸収できる時期です。勉学だけでなく、仲間との貴重な経験は、人生を左右することも多く、生涯の宝となることでしょう。
これからの3年間、失敗や時には挫折を経験することもあるでしょう。そのような時に、自暴自棄になったり、他人のせいにしたりして、困難から逃げてばかりでは、成長はあり得ません。困難を乗り越えた先にある「なりたい自分」に思いを馳せて、チャレンジャーし直すことによって、一人ひとりの持つ優れた能力を開花させてほしいと、心から願ってやみません。

473名の新入生は、これから始まる高校生活への期待に胸を膨らませ、大きな夢を抱いていることと思います。「入学式」を機に決意を新たにし、済美高校での高校生活が素晴らしい青春の1ページとなるよう、勉学にスポーツに精一杯取り組んでほしいと思います。

2024年04月10日