このたび、本校におきまして新型コロナウィルス感染者が確認され、その後集団感染となってしまい、県民の皆様、市民の皆様、学校をご支援いただいている皆様、何より本校生徒の皆さん、その大切なお子様をお預けいただいている保護者の皆様に多大なご心配とご迷惑をおかけする事態を招いてしまいました。心よりお詫びを申し上げます。誠に申し訳ございませんでした。
コロナ禍の中で、日頃からマスクの着用はもちろん、検温の実施(報告)、手指消毒、換気の励行などの感染予防対策を指導・実施して参りましたが、残念ながらクラスターを発生させてしまったことに対し、重ねて深くお詫び申し上げます。
保健所のご指導のもと、愛媛県とも連携しながら対応を進めており、感染拡大防止に向け、全力を挙げて取り組んでいるところです。現在のところ、感染者の拡大は確認されておらず、調査は一旦終了し、21日より授業を再開できる予定です。感染した皆様の早期の回復をお祈りするとともに、今後も関係機関と協力しながら、感染拡大の防止に尽力し、生徒が安心して日常を過ごせるよう努力して参ります。
また、生徒及び関係者への配慮と個人情報の観点から、詳細な情報をお伝えできない場合があろうかと存じます。感染状況などの情報につきましても、個人が特定される情報につながるおそれがある場合は公表を差し控えさせていただくこともあろうかと存じます。なにとぞ、その旨ご容赦くださいますよう、お願い申し上げます。
加えて、本校の生徒及び関係者に風評被害が生じることのないようにご援助いただければ、と願っております。
これからこの教訓を生かして、様々なご意見があることは承知するところでございますが、引き続き感染対策と学校教育に全力を傾ける所存ですのでご協力とご理解をお願いいたします。
令和3年6月18日
学校法人 済美学園
済美高等学校
校長 永井康博