食物科学コース２年生「岡﨑由良」さんが、
「第54回FHJ-日清製粉グループ全国高校生料理コンクール」で
全国11～13位に当たる「佳作」を受賞しました。
1970年から続いている長い歴史をもつコンクールで、
昨年は6,941点の応募があったそうです。
表彰式は11月18日(土)に都内で開催されたようです。
なお、FHJとは「全国高等学校家庭クラブ連盟」の略です。
以下に、本人の言葉を載せておきます。
◆岡﨑さんのこのスイーツへの思い
味のアクセントをつけるために、里芋プリンの部分以外は甘さを控えめにしてさっぱりした甘さに仕上げました。スイーツに野菜を使うことはあまり浸透していませんが、このように野菜を使ったスイーツを考えると地域の野菜にも興味を持ってもらえます。そして、地産地消にも貢献できると思いました。野菜スイーツが広まることで野菜に対する見方が変化し、もっと野菜スイーツが身近な存在になったらいいなと思いつつ、このプリンタルトを作りました。
◆このスイーツの材料に関して
愛媛県は里芋の生産量が全国4位です。愛媛県のオリジナル品種である「伊予美人」を使っています。伊予美人は柔らかく、味に癖がないためどんな料理に使用しても相性が抜群です。里芋をプリンのように滑らかにするには、ミキサーを使い、牛乳を加えてギリギリまで撹拌させました。粒を残さずに撹拌したことで、本物のプリンを食べている食感を再現することができました。また、里芋は熱を加えると変色するので酢水につけることで変色するのを防ぎました。
受賞した岡﨑由良さん
2年15組食物科学コース
料理名：伊予の里芋プリンタルト
2023年11月30日