第63回 全国高等学校英作文コンテストにて優良賞受賞〕
全国英語教育研究団体連合会(全英連)が主催、文部科学省が後援する「第63回 全国高等学校英作文コンテスト」において本校2年生特進プレミア文系コース 家村奈楓(いえむら なのか)さんが2・3年の部、応募数537作品の中から優良賞を受賞しました。
今年度のテーマは “Why do I study English in the age of AI?”でした。夏休み課題として取り組み、冬休み間近に吉報が飛び込んできました。以下は、家村さんの英作文の内容です。
(内容)日常生活に翻訳ツールがあふれている状況で、英語を勉強するメリットはなく他教科の勉強に集中した方がいいと思っている人もいると思うが、私の意見は違う。翻訳機を通してのコミュニケーションは無駄な時間が生まれ苛立ちを感じかねない。だからこそ、簡単な会話力を身につけておく必要がある。また、英語の教科書には環境問題、各国の歴史、時事問題などさまざまなトピックが含まれている。こうしたトピックに関して理解を深め自分なりの意見をもって海外の人々と交流を持つことは有意義であろう。私は模擬国連同好会に所属しているが、世界各国の状況を正確に把握することから始まる。そのとき翻訳が出してきた内容を検証、修正したり意味不明な誤訳を自分で直したりしなければならない。知識を活かしながらAIと共存していくことが重要となる。以上の点で、英語の授業についていけなくても、リスニングを頑張ったり、興味のあるトピックについて少しでも自分の意見を英語で言えるようにしたりと、努力の仕方はいろいろある。AIに頼らない英語力を少しでも持つことで自分の新たな一面を発見できる。
(感想)600語程度で書くエッセイの課題が与えられたときは、不安でしかありませんでしたが、この賞をいただき自分の英語力に自信がつきました。これからますます英語の力を磨いていきたいです。