校舎建替と済美学園のESG・SDGsの取組について
学校法人済美学園は、済美高等学校の校舎建替に関して、社会貢献と資金計画を両立させるために「ポジティブインパクトファイナンス(以下、「PIF」)」の契約を締結いたしました。
このPIFは、当学園の活動が環境・社会・経済に与える影響を包括的に分析・評価し、ポジティブな影響の増大とネガティブな影響の低減に向けた取組みであることを社会的に評価するものであり、建替事業の社会的意義を後押しするものでもあります。さらにこの評価については、株式会社格付投資情報センター(R&I)からセカンドオピニオンを取得しています。
インパクトの作成に当たっては、学園として安定的な学校運営とインパクトの達成を「両立させる」ために、インパクトの領域を「①地域との共生」、「②多様性を育む」、「③少子化への対応」の3つの観点に整理しました。そしてこれらの領域毎に目標を設定し、それによるKPI(重要事業指標)の達成に向けた活動を通じ、インパクトの達成と共に持続可能な社会の形成に努めていきたいと考えています。
そしてESG(環境Environment、社会Social、ガバナンスGovernance)に配慮した学校運営をすることで、SDGsの達成に貢献するとともに、将来に向けてSDGsに積極的に関与する生徒の育成や職員への啓蒙活動を充実させてまいります。
(なお、PIF評価書やセカンドオピニオンについては、株式会社伊予銀行(7/29付ニュースリリース一覧)およびR&I(ESGお知らせ一覧)のホームページに掲載されておりますのでご参照ください。)
<完成イメージ図>
2022年08月24日