剣道 コロナ下稽古 試行錯誤 ~マスク必須 ルールも変更

済美高校の剣道部は4月14日、コロナによる感染防止対策が行われた練習風景について、愛媛新聞の取材を受けました。今年、4月8日に県内が最大警戒レベルの「感染対策期」となったことによりマスクが必須となった今、練習をする際は、窓を開け放ち、マスクをして面を着け、さらに口元をマウスガードで覆うといった状況で行っています。この状況について、3年生の選手や監督は次のように述べました。垣添選手「正直、息が苦しい。空気が入ってこず出て行かない。遠征に行けない中、自分たちで高め合えている。」、片山選手「つばぜり合いからの試合の組み立てが難しくなった。呼吸を整える時間もない。」、横田選手「部室でもみんなでわいわいしたいのを我慢している。練習以外でも密は避ける。全国の切符を取るため意識を保っていきたい。」、渡辺監督「剣道は経験がものをいうので練習試合が少ないのは大きなマイナスだった。だが毎日の稽古で自分たちの強みを落ち着いて見つめ、磨けた。」。また、昨年の県総体が中止となったことで悔しい思いをしたまま卒業した先輩に対し、城戸選手は「つらいのに僕たちのことを思ってアドバイスをくれた。先輩の悔しい思いも背負っていく。」と語るなど、卒業生の思いを継いで悲願を胸に切磋琢磨を続けています。


剣道 コロナ下稽古 試行錯誤 ~マスク必須 ルールも変更
  • 令和3年4月24日(土)
  • 愛媛新聞掲載
  • (掲載許可番号:d20210426-06)

2021年05月06日

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