済美ギャラリー

校長 永井康博

 済美高校には県下唯一の美術科があります。松山市や周辺の市町だけでなく、東予や南予、さらには県外からも入学して来る生徒がいます。授業中はもちろんですが、放課後や休日も制作に励んでいる姿には、いつも感心させられます。

 ところで校内の廊下や階段など、いたる所に美術科卒業生の作品が展示されています。名付けて「済美ギャラリー」。美術科の先生によるとその数は200点にもなるそうです。私も、校内を歩いている時に、つい足を止めてしまう、お気に入りの作品があります。生徒の皆さんも、普段は何気なく通り過ぎていることが多いかと思いますが、教室移動の時などに是非、作品に目を向けてみてください。お勧めのコースは、済美館2階・3階の廊下と、旧本館(事務室のある校舎)の東側廊下・階段です。保護者の皆様も、ご来校の際に是非ご覧いただきたいと思います。また、校長室には昨年度の日本画・洋画・デザイン専攻の代表作品が掲示されています。それぞれ力作で、校長室を訪れるお客様は生徒の作品であることに驚かれ、よくお褒めの言葉をいただいています。

 今月から緊急事態宣言・まん延防止措置が全解除となりました。しかしながら、新型コロナウイルスの感染が収束した訳ではありません。学校においても、今まで実施してきた感染防止策は継続します。
 新学年が始まってから、もう半年が過ぎましたが、この間、多くの行事が中止となってしまいました。今後の行事については、感染拡大が見られない場合は、10月の遠足、11月の文化祭など予定通り実施したいと考えています。
 まだまだ油断ができない状態が続くと予想されますが、引き続き学校全体で感染防止対策に取り組んでいきますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。
 なお、生徒においてもワクチン接種が進んでいますが、接種するためや接種後副反応で登校が困難な場合は無理をしないでください。休んだ場合も、欠席とならない事を、改めて申し添えておきます。

2021年10月01日