済美出身の栁田さんが新聞で紹介されました。

東京都出身の栁田さんは、9歳の頃からスイミングスクールに通い素質と才能を見込まれ選手クラスの一員となるも、全国優勝を連発するほどの逸材に成長しました。中学時代にはスクールのコーチが松山市に転勤となった為、それを追うように愛媛県に転校するも学校以外のクラブのプールで学校以外の時間を過ごすなど過酷な練習の日々を過ごした結果、大会では県新記録を連発しバタフライの県記録を当時の日本記録近くまで引き上げたそうです。

済美高等学校へ入学した栁田さんは、その勢いに乗ったまま1980年(昭和55年)に開催された県総体「55総体(愛称:ゴーゴー総体)」を迎え、個人種目において県勢で優勝した唯一の選手となりました。更に、全国高校総体では、200メートルバタフライで2位を獲得。本命の100メートルでは予選をトップタイで通過し、決勝で県高校新記録を達成しゴールしたことで、済美は個人種目とリレーを合わせて、県勢女子史上最高の成績を収めることができました。

2022年07月18日(月)
愛媛新聞掲載
(掲載許可番号:d20220719-07)
2022年07月21日