自分の未来を開拓する!
そのヒントが済美高校のキャリア教育にはあります。

済美高校のキャリア教育講座を受講して

日本のトップクラスの講師の先生方が進路や学習方法をアドバイスします

株式会社FROMPAGE

 大学教授によるミニ講義形式の大学進学イベント「夢ナビライブ」に参加しました。関心を持った講義動画を各自のパソコンで選択し、受講しました。自分の興味関心が大学の学問に繋がっていることが分かり、大学での学びの目標を見つける一歩となりました。

松山大学 経営学部
准教授 柴田 好則 先生

 企業が実際に行った具体的な戦略とその理論について説明していただきました。身近な企業の例から、大学の講義のような深い内容もあり、経営学の楽しさを感じることができました。大学で学ぶ大切さを実感できた有意義な機会となりました。

松山地方裁判所
判事 高杉 昌希 先生

 「裁判所は、白か黒かを決めるのではなく、黒か黒でないかを決める場所である」という言葉が印象に残っています。裁判について勉強することで、自分の価値観、倫理観を見つめなおす貴重な経験になりました。

保育アドバイザー
土居 桃子 先生

 子どもが描いた絵には、心の状態が表れるので、ワクワクしたり、人に伝えたくなったりする体験を通して、絵も変化していくことを知りました。そして、「私はできる!」という自己肯定感の大切さを学びました。

済美高校教諭 井角 知子 先生

 世界で活躍中のピアニストであるユジャ・ワンの演奏を通して、改めて音楽への向き合い方を考えることができました。楽曲を様々な観点から調べ、理解した上で表現する姿勢を持ち続けることが、説得力のある演奏に繋がると思いました。

Apple Inc, CEO
Steve Jobs  先生

 学生時代に成功や挫折を味わった経験についての話を聞きました。多くの人や本、言葉に出会った先生が、卒業生に送った言葉
「Stay Hungry,Stay Foolish」を、私も心に刻み、取るべき行動について考えようと思いました。

岡山大学 
歯学部 教授 岡元 邦彰 先生
工学部 准教授 栗林 稔 先生

 歯学部の教授からは今話題の骨の話を伺い、工学部の教授からはAI技術の光と影の話を伺いました。中でも、マルチメディア信号処理技術とフェイクコンテンツ問題について、大学でさらに学びたいと思い、勉強へのモチベーションが高まりました。

なもし開縁隊
主催者 門屋 哲朗 先生

 田んぼは、人が作り出した「人工の自然(湿地)」であり、米を生産する場であると同時に400種を超える生物を育む場所です。自然と人との共生が成り立つ場所であることを学び、環境の維持・保全について考えました。

シェフ・レストラン経営者
Jamie Oliver 先生

 アメリカにおける肥満撲滅プロジェクトでのエピソードを聞きました。食生活の重要性と一人ひとりの食の見直しが、多くの国が抱える肥満の問題を解決することを学びました。さらに、「私たちが食に対して無知である。」という現実を認識しました。

ビンデザインオフィス
山内 敏功 先生

 地域商品のパッケージデザイン、道の駅・幼稚園・企業などのブランディングデザインを軸に、地域活性化を目指したプロジェクトの話を通して、「何のために、誰のためにデザインするのか」というコンセプトを明確にすることの重要性を学びました。

済探究学習 課題研究発表会

年間50講座を超えるキャリア教育講座から課題研究へ。対外コンテストにも挑戦しています。

探究学習は、生徒自らが課題を設定し情報収集・整理・分析、周囲の人との意見交換・協働などによリ解決に向けての取り組みを進めていく学習活動のことです。高校では「総合的な探究の時間」を中心に行い、思考力や判断力、コミュニケーション力など社会で必要とされる力を身につけます。また、そのポジティブシンキングによる学びは、確かな学力に繋がります。

口頭発表

眞鍋 佑渉

特進E(エクセレント)コース1年生
川内中学校出身

 週1時間の「総合的な探究の時間」では、各自のパソコンで情報を収集し整理することで、社会の様々な事象を多方面から読み取り、視野を広げ、自ら問いを見出す力を身につけていきます。これらの学びを課題研究へと繋げていきたいと思います。

 近年、人間の職はAlに奪われるのではないかと懸念されています。本が好きな私たちはこの研究で、Alに負けない人間力の一つ「読解力」を本で養うことが、未来を担う力を身につけることに繋がるという可能性を見出しました。そして、将来、社会から求められている能力についても深く理解できました。

赤松 真彩

 日本の食品ロスをなくすために自分たちにできる取り組みについて研究しました。また、コロナ禍で行き場をなくした県産品を活用し、「子ども食堂」を実践しました。持続可能な社会を作るために、今後も社会全体で食品ロスをなくしていかなければならないと実感しました。

天野 美咲

ポスター発表

 コロナ禍で生活様式が変わり、不安やストレスに悩む人が増加しています。少しでも「おうち時間を楽しく」、「食卓を明るくハッピー」にしたいと考え、ランチョンマットと箸置きをデザイン・制作し、身近な人たちに実際に使用してもらいました。そして、アンケート調査では、好評を頂くと共に、新たな課題も多く見え、ものを作ることや、誰かのために何かを成すことの難しさを感じました。

松本媛美

 私の地元にある(株)中央道路がキャビアの養殖に至った経緯を知り、企業の多角化経営のメリットを調査しました。食に関連した多角化企業についての研究でしたが、同時に、常にチャレンジ精神を持ち続ける会長さんの生き方にも感銘を受けました。

中村 桃

 私たちは、砥部町の七折小梅を多くの人に知ってもらい、梅の消費量を増加させたいと考え、商品開発の研究をしました。梅の味や食感を活かし、若い人も手軽に食べられる商品を目指し、試作をくリかえしました。今後、商品化に向けて頑張リます。

山田 瑞姫

校外のコンテストでも優秀な実績を残しました

 キャリア甲子園は、「体験・活動を通じて、自分を知り、未来を描く」をテーマに、協賛企業から出題されたテーマを選択し、プレゼンテーションで競い合うビジネスアイデアコンテストです。私たちのチームは、あらゆる世代が幸せになれる複合型施設(テーマパーク)を活用したプランを生命保険協会に向けて提案しました。

 自分たちでアイデアを出し合っては何度も話し合い、先生方のアドバイスを参考に試行錯誤しながらよリ良い企画を作り上げました。様々な分野での学びが必要であったため、調べ学習に時間がかかりましたが、最後まで諦めずにやり遂げた充実感と自分の考えを相手に伝えることの大切さや協調性を学びました。

新居 諒香