自己の可能性を知り、夢の実現を目指して挑戦する皆さんを応援します。

第6回かはくプレゼンテーション大会参加(愛媛県総合科学博物館主催)
GSC4大学連携研究セミナー参加(GSC主催)
ジュニア農芸化学会2021「高校生による研究発表会」学海へ、いざ出帆!銀賞(公益社団法人日本農芸化学会)
令和元年度愛媛大学グローバルサイエンスキャンパス 奨励賞
the 8th AMGS Conference for Teen Scientist参加,研究発表(APEC Mentoring Center for Gifted in Science(AMGS)主催)

 eGSは、理科と英語が大好きで意欲がある人が、大きく羽を広げることのできる場です。科学者や技術者を目指す高校生に向けて、大学での実験や研究設備の見学、英語で発表する機会などを提供しています。

基盤学習で行った実験の様子

プロテオサイエンスセンターの研究室見学

無菌状態で相菌

マラリアについて発表する様子

特進理系コース3年生 高橋 真衣 御荘中学校出身

 私は「殺虫活性を有する微生物のスクリーニングとその利用法の提案」というテーマでマラリア撲滅のための解決方法を研究しました。ジュニア農芸化学会において英語スライドを使って発表し、銀賞を頂きました。
 eGSを通して地域から世界を考えるというプロセスが国際問題を考える上で大切だということを学びました。そして研究は多くの人を救うことができると知り、一人ひとりの顔は見えなくても誰かのために、社会貢献をしたいと思えるようになりました。
 成長できたと感じることは、積極的に他者から意見を聞こうとする行動力がついたことです。愛媛大学医学部の石野先生の研究室を訪問し、ハマダラカの生態や現在の日本のタイに対する支援について学び、現場を見ようとする研究者のあり方や、マラリアは医学だけで解決する問題ではないことを知リました。
 「Think globally, act locally」という私の好きな言葉があリます。 マラリアの撲滅という途方もなく大きな課題に向かって、細菌を採取し殺虫活性を調べるという自分にできる身近なところから取り組んだ研究は、この言葉に当てはまると考えています。

AMGS Conference for Teen Scientistのオンライン授業の様子

英語による有機化学の講義

赤血球に侵入したマラリア原虫の観察

 視線と姿勢が陸上競技の記録にどのように影響するかを調べました。視線を変えながら走幅跳、砲丸投を行うと、どちらも視線を上げることによって結果は良くなっていきました。また、視線を上げると姿勢も良くなリました。正しい姿勢は対戦相手から強く見えるだけでなく、運動能力を向上させ、さらには良い体調の維持ができることがわかリました。

 令和元年度に大阪大学分子生物学実習に参加した4人の生徒たちが、この3月に希望校に合格し充実した学生生活を送っています。
 この実習は希望者対象で、毎年夏休みに大阪大学で行われていたものですが、実習中に行ったおもしろ実験の内容を、後日、参加生徒が特進理系コース生物選択者対象に授業することで、コース全体で思考することを楽しみました。

大阪大学での実習(令和元年)

面白実験授業の様子(令和元年)

筑波大学 生命環境学群

荒木 聡太
道後中学校出身

 筑波大学生命環境学群では、1年時の初めから実験を行うことができるのも大きな魅力です。高校での研究活動や大阪大学実習で身につけたノウハウは、実験操作やレポート作成に大いに役立っています。また筑波は研究が盛んな都市であり、私も現在、大学外の研究施設の企画に参加しています。こうした積極的な姿勢も、高校時代に培うことができて良かったと思っています。

広島大学 歯学部

岡本 奈美
城東中学校出身

 私は大阪大学の実習後、常に物事とその背景との関係性を考えて理解するようになリました。大学では、高校生の頃よリも自由な時間が増え、献血協力推進のボランティア活動やアルバイトなどしています。やりたいことに積極的に挑戦することの大切さを感じました。

 私が大学で生物を学びたいと思ったきっかけが大阪大学実習でした。阪大実習は、毎日驚きの発見の連続で、それが今でも忘れられません。また、ハイレベルなキャリア教育を受けたことで、自分の将来について高校2年生から考えられるようになったことが大きかったです。

県立広島大学 生物資源科学部

大西 恋子
重信中学校出身

 私には獣医師になるという目標があり、そのために重要な生物の見識を少しでも深められたらと思い大阪大学実習に参加しました。この実習の経験のおかげで、大学でも学んだことをより深く理解することが出来ています。

岡山理科大学 獣医学部

安藤 柚乃
北伊予中学校出身

NSS Space Settlement Contest 2021 高校2年生団体の部 奨励賞
オンラインイベント リモキャン(remote campus) 登壇

 宇宙居住について考えて論文にまとめる活動をしています。コロナ禍で思うように活動ができないなか、オンラインでできることにも挑戦しています。

 私は構造デザインを担当しました。仲間で話し合いながら進めていくところにやりがいを感じています。京都大学の宇宙ユニットシンポジウムでは、オンラインで発表者や研究者とたくさん交流し、新たな視点の情報を得ることができ、有意義なものとなりました。そして、課題発見能力と情報収集能力が高まり、普段の生活や学校の課題研究でも活かすことができました。今年の目標は、より深く追究し、実験などを行うことです。

重松 青海
特進理系コース2年生
砥部中学校出身

 私たちは、東温市の里山で無農薬の米作リをしました。その田んぼには、学校周辺と比べ多くの生き物が生息しています。環境の違いを知るために水質調査をし、里山は有機物が少なく生き物が暮らしやすいきれいな水だと実感しました。このことを生物多様性のイベントでポスター発表し、里山の豊かな自然を守ることを呼びかけました。

植村 沙耶
食物科学コース3年生
雄新中学校出身